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Cesiumが 日本で3D地理空間の助成金提供を開始 

Cesiumは、この度 3D地理空間エコシステムにおけるイノベーション、相互運用性、教育、コラボレーションを促進するための助成基金プロジェクトであるCesium Grants JAPAN 2024を発表できることを嬉しく思います。

助成金額は、内容によって各1プロジェクト5,000米ドルから50,000米ドルを予定した資金提供となっています。

「Cesium Grants JAPAN 2024」は、対象となる方の制限はありませんが、日本国内で3D地理空間情報を組み合わせたエコシステムを促進したいと考えている、アーリーステージのスタートアップ、教育者、研究者、プロフェッショナル開発者、クリエイター、開発を学びたい人、DX、メタバース、デジタルツインに興味がある人などに助成金を提供する支援プログラムです。

今回の助成金は、3D地理空間エコシステムへの人々の参入障壁を下げ、この分野の発展に貢献するためのCesiumのコミットメントです。

「オープンソースのCesiumJSの黎明期から、コミュニティは、3D地理空間で構築したものと、オープンで相互運用可能なエコシステムをどのように接続するかによって、常に私たちにインスピレーションを与えてきました。それから 10 年以上が経ち、3D 地理空間は多くの市場でイノベーションと採用が盛んになり始めたと考えています。Cesium Grants JAPAN 2024が創造性を刺激し、リスクテイクを奨励し、日本での革新的なアイデアの立ち上げに役立つことを願っています。このような形で恩返しができることを光栄に思います」と、CesiumのCEOであるPatrick Cozzi氏は述べています。

Cesium Grants JAPAN の注目すべき提出テーマには、次のものが含まれますが、これらに限定されません。

  1. オープンソースへの貢献 - Cesium社と取り組みや、Cesiumプラットフォーム、もしくは関連製品を利用したプロジェクトへの貢献。3D地理空間エコシステムに関連したプロジェクトへの貢献。
  2. エコシステムの拡大による貢献 - オープンスタンダード、マルチプロジェクト統合、ドキュメント、チュートリアル、オープンデータなどに対する貢献。
  3. 教育者のためのアカデミックなカリキュラム開発。
  4. 世界への貢献 - 気候変動問題や、社会的インパクト投資に対するプロジェクトなど。

Cesium Grants JAPAN 2024のすべての助成金受賞者は、自分の知的財産と作品の所有権を保持したまま、自由に公開して使用できます。締め切り日までに提出いただいたものは、年齢、性別、居住地、家族構成、職業などや、所属機関、業界には関係なく、エコシステムのコミュニティへの影響、実行計画、およびその他のメリットの度合いに基づいて評価されます。私たちは、Cesiumのコアのバリューであるコラボレーションや、イノベーション、顧客重視、継続的な学習を通じて、エコシステムの成長に役立つアイデアを大切にしています。

助成金プログラムを超えて

私たちの関係は、プロジェクトが終了しても続きます。助成金受賞者は、CesiumのWebサイトに掲載され、オンラインプレゼンスで使用するバッジが授与されます。Cesiumとの継続的な関係には、Cesiumチームへのアクセス、共同コミュニケーション、共同事業開発などが含まれます。

Cesium Grants JAPAN 2024のWebページにアクセスして、今すぐ申請してみてください!